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2025年1月現在、ドコモの新料金プランにはahamo・eximo・irumoの3つがありますが、どれを選べばいいかわからない方もいるのではないでしょうか。

ですが、ドコモの新料金プランの中でも組み方次第では、月額料金を安くできるため、わからないを理由にプラン見直しをしないと、無駄に高い料金を払い続ける可能性もあります。

結論からいうと、ドコモのおすすめプランは以下のとおりです。

そこで今回は、ドコモで現在提供されている3種類の料金プランの最安をチェックしていきます。

※ahamoでは、一部利用できないサービスがあります。

ドコモの新料金プランは3種類！

ドコモの新料金プランは、以下の3種類から選べます。

下の表は月額基本料金、速度制限なしで利用可能なデータ量について、3つの料金プランを比較したものです。

ドコモのプラン別の料金比較表

プラン名	データ容量	料金	割引後の料金
eximo	・〜1GB ・1〜3GB ・3GB〜	・4,565円 ・5,665円 ・7,315円	・2,178円 ・3,278円 ・4,928円
eximoポイ活	無制限	10,615円	8,228円
irumo	・0.5GB ・3GB ・6GB ・9GB	・550円 ・2,167円 ・2,827円 ・3,377円	・550円 ・880円 ・1,540円 ・2,090円
ahamo	・30GB ・+80GB	・2,970円（※1） ・+1,980円（※1）	・2,970円（※1） ・+1,980円（※1）

※月額料金は機種代⾦別途
※割引後の料金は、家族割・ドコモ光セット割などを全て適用した場合の金額
※料金はすべて税込価格
※1 機種代⾦別途

とはいえ、これだけプランが多いと「どれを選べばいいの？」と悩んでいる方も多いはずです。

プラン選びに悩んでいる方は、以下の選び方を参考にしてください。

プランの選び方

プラン名	オススメな人
eximo eximoポイ活	・毎月使用するデータ容量が多い人 ・テザリングや自宅のインターネットとして大容量プランを契約したい人
irumo	・毎月使用するデータ量が3GB程度と少ない人 ・外出先であまりスマホを利用しない人 ・データ通信よりかは通話の方が利用している人
ahamo	・毎月使用するデータ量が20GBだと少し足りない人 ・月額料金をなるべく抑えたい人 ・スマホの操作や契約・手続きに慣れている人

電話かけ放題オプションもくらべてみましょう。

※5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦がかかります。

eximoは家族間の国内通話が無料に対し、irumoは22円/30秒の通話料金がかかります。

どのプランもオプションにて「かけ放題」「5分間通話無料」が選べるようになっていますが、料金を比較するとahamoが一番お得になります。

データ量をたくさん利用するなら「eximo」

「eximo」はデータ無制限を定額で利用できるプランです。

また、料金はその月に利用したデータ量に応じて3段階に変動します。

irumoやahamoと比べて利用可能なデータ量に制限がないため、動画やSNS、ゲームなどのデータ量を多く利用する方におすすめといえます。

※月額料金は機種代⾦別途
※割引後の料金は、家族割・ドコモ光セット割などを全て適用した場合の金額
※料金はすべて税込価格

ドコモのプランである「eximo」で適用される割引は以下の通りです。

※料金はすべて税込価格

データ容量無制限なので、どれだけ使っても通信制限の心配はいりません。

なお、「eximo」には、月額基本料金に家族間内通話無料サービスが含まれています。
家族以外の人と電話をよくする方には、「かけ放題オプション」「5分通話無料オプション」といった有料オプションも選択可能です。

家族でドコモを利用する場合には、ファミリー回線のグループ（三親等以内）を組めば、各回線に最大1,100円の割引も適用されます。
家族でドコモを利用する方にも、お得といえるでしょう。

ahamoの公式サイトはこちら

データ使用量が少なく安く利用したいなら「irumo」

「irumo」は、低用量で月額料金を抑えられるプランです。

0.5GB～9GBまでの間でデータ量が4ステップ設定されているため、データをあまり使用しない児童や高齢者をはじめ、利用するデータ量はそれほど多くないとあらかじめ分かっているユーザーに最適といえます。

※月額料金は機種代⾦別途
※割引後の料金は、家族割・ドコモ光セット割などを全て適用した場合の金額
※料金はすべて税込価格

ドコモのプランである「irumo」で適用される割引は以下の通りです。

※料金はすべて税込価格

また、ドコモ光セット割が適用される場合、3GB・6GB・9GBの3プランならどれを選んでも、スマホの月額料金から一律で1,100円割引することが可能です。

「irumo」では、上限9GBを超過した場合、速度制限時の最大速度は300kbpsになります。
この制限内になると、動画の利用は難しく、できることは容量の少ないメールの送受信やSNS程度となってしまいます。

eximoの4,565円よりも安い、3,377円で利用できる安さが魅力ですが、ネットを多く利用するユーザーには不向きであるといえるでしょう。
普段からネットをあまり使用しない、使用するのはメールやLINE程度という方におすすめです。

音声通話サービスついては家族間通話無料のほか、電話をよく利用する方には「かけ放題オプション」「5分通話無料オプション」といった有料オプションも選択できます。

通信量30GBで最安の「ahamo」

「ahamo」は、30GB/月の中容量のデータ通信を定額で利用できるプランです。

eximoのデータ無制限に比べて利用可能なデータ量は少なくなりますが、eximoは7,315円となるのに対して、ahamoでは月額2,970円（機種代金別途）という半額以下の安さで利用できるのが特徴です。

※機種代⾦別途

利用可能なデータ量の30GBを超過した場合には、速度制限時でも送受信最大1Mbpsでのネット利用が可能です。
速度制限後でもメールやSNSなどの日常使いには支障ないレベルといえるでしょう。
また、通常1GBのデータ量を追加するには1,000円かかりますが、ahamoでは550円で追加可能なためお得です。

音声サービスに関しては、月額基本料金に5分以内国内通話無料（※）が含まれています。
eximo・irumoのように有料オプションを追加する必要がないため、料金を安く抑えたいというユーザーにとって、「ahamo」は恰好の料金プランであるといえるでしょう。

ただし、家族で利用している場合のドコモ割などのサービスとは併用できないという注意点もあります。
家族がドコモユーザーではなく、普段のデータ利用量が30GB程という方には非常におすすめです。

※5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦がかかります。

現在契約しているプランの確認方法

ドコモで現在契約しているプランの確認は、「my docomo」から確認できます。

これで契約内容を確認できます。

ドコモのスマホ最安プランは？

eximoとirumo、ahamoの料金プランを見てきました。
最安値で契約するには、本体となるスマホの購入が必要です。

一番のオススメは、arrows We2 F-52Eを「irumo」で契約することです。

月額料金を安く抑えようとしても本体価格が高額な場合には、初期費用や分割払いによって支払いが増えてしまいます。

最安プランを組むためには、本体価格も安く抑えることがポイントです。

ここでは現在ドコモで販売されている本体価格の安い機種と、最安プランについて解説します。

ドコモで最も安いスマホは「arrows We2」

2025年1月現在、ドコモで最も安く入手できるスマホは「arrows We2」です。
端末価格は22,000円ですが、ドコモの「5G WELLCOME割」を利用すれば16,500円の支払いが不要となり、5,500円で購入できます。

iPhone16などの最新機種であれば5万～15万円ほどの価格になるのに対して、本体料金が大幅に安くなっています。

ドコモの最安プランは「irumo」「ahamo」！

ドコモのeximo・irumo・ahamoのなかで、最も月額料金が安いのはirumoです。

※機種代⾦別途

新料金プラン、「irumo」が発表されたことにより、ドコモの新規契約の最低維持費は550円という格安な料金で利用できるようになりました。

ただし、irumoの0.5GBプランでは、通信速度が3Mbpsに制限されて、5G通信は非対応、データを使い切った後は128kbpsの超低速になります。
これは外ではスマホをほとんど使わないデータ量といえるでしょう。

月9GBに収まっているなら、月額550～3,377円のirumoがおすすめです｡
9GBを超える場合は、中容量プランのahamoを検討しましょう。

普段の通信量の見直しを行い、損のないプラン選択をすることが重要です。

ドコモの料金プランはシミュレーションできる！

ドコモの公式サイトでは、自分に合ったプランを見つけられる料金シミュレーションを提供しています。

直近3ヶ月の利用状況から、回答に答えていくだけでドコモの自分に合ったプランを見つけ出せるというものです。

料金シミュレーションには、前述した3ヶ月の利用状況から正確にプランを割り出す「しっかり料金シミュレーション」と、機種代金のプランの費用を算出する「おてがる料金シミュレーション」があります。

気軽に料金を調べたいという方はおてがる料金シミュレーションがおすすめです。

おてがる料金シミュレーションでは、以下の手順で料金算出を行います。

料金シミュレーション後は、選んだ端末をそのままドコモオンラインショップで購入することも可能です。

「ahamo」の特徴や新料金プランとの違い

ドコモの最安機種とプランが分かったところで、ここではahamoと新料金プランの違いについて詳しくみていきましょう。

新料金プランと何が違うの？

ahamoと現行の料金プランには、以下のような違いがあります。

ahamoの大きな魅力といえるのは、シンプルな料金設定です。

ahamoでは、プラン変更の申し込みからサポートまでをすべてオンライン対応に限定する代わりに、料金を30GBの2,970円※という安さに抑えられています。

さらにデータ容量を増やしたい場合は、ahamo大盛りオプションを付け、110GBまで増やすことができるので、非常にわかりやすい設定といえるでしょう。

ただし、ahamoには留意しておくべき点もあります。
ギガホやギガライトで適用対象となる「ファミリー割」や「ドコモ光セット割」が適用対象外になるほか、既存プランから変更した場合には、ドコモでの契約年数がリセットされることです。

契約年数がリセットされると、dポイントクラブのステージが1ヵ月目から再スタートとなるため、「ずっとドコモ特典」によって付与されるポイント数が減少します。

ステージが上位のほど多くの優遇が受けられるため、長年ドコモを契約している人にとってはデメリットといえるでしょう。

ahamoへの移行を検討している方は、ファミリー割などの各種サービスの適用になっていないか、契約して何年経っているかなどを事前に確認したうえで、損のないプランを選択することが重要です。

ahamoのメリット

ahamoには次の4つのメリットがあります。

※ご利用端末がドコモで提供している通信⽅式とは異なる通信⽅式のみに対応している機種の場合、
またSIMロック解除がなされていない場合についてはahamoをご利用いただくことはできません。
ご利用中の機種が対応しているかはahamoサイトにてご確認ください。

ahamoの公式サイトはこちら

格安SIM以上に料金が安い

ahamoのメリットは、何と言っても料金の安さが一番です。
ahamoは30GB/2,970円（機種代金別途）とドコモの大手キャリアプランながら、格安SIM以上に安い料金プランとなっています。

主要キャリアの大容量プラン、もしくは30GBのプランの料金比較表は下記の通りです。

※機種代⾦別途

ご覧の通り、ドコモのahamoは格安SIM以上に安い料金となっています。

プランがシンプルで分かりやすい！

「ahamo」の料金プランは、非常にシンプルです。

月額基本料金は2,970円（機種代金別途）と1プランのみとなっており、利用可能なデータ量は30GBと固定されています（1GB/550円で追加可能）。
音声通話も、基本料金に5分以内の国内無料通話（※）が付いています。

30GBという十分なデータ容量が使えて料金も定額となっているため、現在の使用プランや他社料金と比較しやすいというのもメリットといえるでしょう。

「動画やSNSを使用したいけど、毎月どれくらい使用するか分からない」という方にもおすすめです。

※5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦がかかります。

新規契約や乗り換えの事務手数料が無料

ahamoを契約すると、下記の事務手数料が無料となっています。

通常であれば契約事務手数料がかかりますが、ahamoだと月額料金と本体価格だけで契約できるため、出費を最小限に抑えることができます。

現在利用しているスマホのままでも使える

ahamoでは、動作確認ができた端末に限られますが、SIMのみの契約（※）も可能です。
SIMフリー機種を利用している場合には、スマートフォンを購入せずともahamoの契約ができるようになります。
※MNP予約番号を取得のうえ、ahamoサイトからMNPによる新規申込み⼿続きが必要です。

ただしソフトバンクやauで購入した端末を利用している場合は、SIMロックの解除が必要です。
SIMロックを解除して使用できない端末もあるため、SIMのみを契約したい方は対象機種を事前に確認しておきましょう。

※利⽤端末がドコモで提供している通信⽅式とは異なる通信⽅式のみに対応している機種の場合、またSIMロック解除がなされていない場合についてはahamoを利⽤できません。利⽤中の機種が対応しているかはahamoサイトにてご確認ください。

ahamoの公式サイトはこちら

ahamoのデメリット

一方で少ないですが、ahamoにもデメリットがあります。

各デメリットについて詳しく紹介します。

申し込みやサポートは全てオンラインのみ

申し込み、および各種サポートの手続きは、すべて専用のWebサイトによるオンラインのみです。

年配の方など、ネットが苦手な人には少し契約手続きが難しくなってしまいます。身近な詳しい人にお願いするなどして申し込みできるようにしてください。

またahamoの申し込みや各種手続きは、ドコモショップ店頭にて3,300円（税込）でサポートを受けることも可能です。（※）

ただ一方で他社からの乗り換えであってもWebから簡易的に手続きできるため、店舗へ足を運ぶ時間がない方でも簡単に切り替えの手続きができます。

全てオンラインでできるようにしていることで、店舗での対応や手続きによる人件費を削減できるので、低価格を実現しているともいえます。

※ahamoは申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。ドコモショップなどでのサポートを希望の場合は、「ahamoWebお申込みサポート(※2)」(税込3,300円) をご利⽤ください。なお、申込み時の端末操作はお客さま⾃⾝で実施頂きます。また、端末初期設定およびデータ移⾏などは本サポートの範囲外となります。端末初期設定およびデータ移⾏の補助をご希望のお客さまは「初期設定サポート(有料)(※3)」を別途申込みください。
※2お客さまの要望に基づき、ahamo専⽤サイトからの申込みの補助を⾏うものです。
※3お客さまの要望に基づき、ahamoアプリおよび専⽤サイトからの⼿続き補助を⾏うものです。

キャリアメールの利用不可

ahamoはドコモが提供するプランのひとつですが、キャリアメールである「@docomo.ne.jp」を利用することはできません。

キャリアメールを使用している方は、ahamoの移行にあたって各自でアドレスを用意する必要があります。

GmailやYahoo!のフリーアドレス等を普段から利用している人には大きなデメリットではありませんが、キャリアのメールをメインで使っている人は切り替えのハードルが高くなってしまいます。

なお、1メールアドレスあたり月額330円（税込）で「ドコモメール持ち運び」というサービスを利用すれば、ドコモの回線契約がなくなった場合でも、ドコモのメールアドレスを継続して使用することができます。

家族割などのセット割引が適用できない

ahamoの公式サイトはこちら

データ容量30GBが低価格で利用できることが魅力のahamoですが、ファミリー割引などを併用することはできません。
現行プランから移行する際、割引が適用されている場合には、割引はすべて解除されるため注意しましょう。